島根原子力発電所周辺
環境放射線等 調査結果

【2020年1月~3月】
今期の調査結果を検討・評価したところ、
島根原子力発電所による影響は認められませんでした。

島根県では、地域住民の皆様の安全確保及び環境の保全を図るため、環境放射線等の調査を行っています。

 

空間放射線量率

原子力発電所周辺の空間放射線量率を連続監視し、放射性物質が周辺環境に影響を与えていないかどうかを確認しています。


環境試料中の放射能

環境試料(農畜産物、海産生物、土壌、水、塵など)に含まれる放射性物質の種類と量を測定し、放射性物質の蓄積状況等を確認しています。


温排水調査

島根原子力発電所から放出される温排水による水温変化を測定し、環境への影響を調査しています。


雨や雪が降ると、なぜ空間放射線量が増える?

大気中に漂っている天然放射性物質が雨などと一緒に地上に降ってくるからです。ただし、時間とともに消えていき、しばらくすると元の値に戻ります。


 


「平常の変動幅」を超える線量率が測定されましたが、いずれも降水等による線量率の増加によるもので、

島根原子力発電所による影響は認められませんでした。

※3ヶ月間の測定値における最高値と最低値を表記しています。
※平均値(1~3月)は各月の平均値を平均したものです。
※測量地点の番号と名称は上記MAPと連動しています。

 


平常の変動幅内または一般の環境で認められる程度の値であり、

島根原子力発電所による影響は認められませんでした。

 

●分析結果

測定試料単位測定結果(セシウム137)平常の変動幅
浮遊塵μBq/m3検出されず検出されず
なまこBq/㎏(生)検出されず検出されず
さざえBq/㎏(生)検出されず検出されず~0.04
あらめBq/㎏(生)検出されず検出されず~0.10
岩のりBq/㎏(生)検出されず検出されず

※セシウム137以外の対象核種(54Mn、59Fe、58Co、60Co)については検出されませんでした。
※「平常の変動幅」は平成21~22年度及び平成25~30年度の10年間の最小値から最大値までの範囲です。(一部試料を除く)

 

測定試料単位測定結果(ヨウ素131)
原乳Bq/ℓ検出されず
あらめBq/kg(生)検出されず

 

測定試料 単位 測定結果(トリチウム) 平常の変動幅
大気水 Bq/ℓ 0.40~0.56 検出されず~0.68
mBq/m3 2.0~3.9 検出されず~8.5
海水 Bq/ℓ 検出されず 検出されず

※「平常の変動幅」は前年度までの10年間の最小値から最大値までの範囲です。(一部試料を除く)

 

測定試料単位測定結果(ストロンチウム90)平常の変動幅
ほうれん草Bq/kg(生)0.080.04~0.16
水道原水mBq/ℓ1.5
原乳Bq/kg(生)0.02


※「平常の変動幅」は前年度までの10年間の最小値から最大値までの範囲です。
※ストロンチウム90の分析・評価には時間を要するため、1期ずらして報告することがあります。

 


今期の調査結果を検討・評価したところ、

島根原子力発電所による影響は認められませんでした。

期間中、1~3号機とも原子炉の稼動に伴う温排水の放出はありませんが、発電所周辺の海域における水温分布等の調査は引き続き実施しています。