レシピ
						
					
				
爽やかな酸味で引き立つ肉の旨み!
きのこたっぷりハッシュドビーフ

経産牛赤身肉の薄切りで、イギリスの伝統的な家庭料理ハッシュドビーフを作ってみましょう。ここでは手間のかかるデミグラスソースではなく、トマトジュースをベースにした台所で簡単にできるソースにしてみました。牛肉と玉ねぎの甘さを包み込むような爽やかな酸味が楽しめる、まろやかで美味しい一皿になりますよ。
材 料(2人分)
- 薄切り牛肉・・・・・200g
 - お好みのきのこ・・・100g
 - 玉ねぎ・・・・・・・1/2個
 - トマトジュース・・・200ml
 - トマトケチャップ・ウスターソース
・・・各大さじ4 - 醤油・・・・・・・・小さじ2
 - バター・・・・・・・10g
 - オリーブ油・・・・・大さじ1
 - 小麦粉・・・・・・・大さじ1
 - 塩・こしょう・・・・少々
 
作り方
①

①フライパンにオリーブ油を入れ、薄くスライスした玉ねぎを中火でよく炒め、薄切り牛肉を加えて塩・こしょうをしてさらに炒めます。
②

②きのこを加えて炒めます。ここではしめじとエリンギを使っています。きのこがなじんだところで小麦粉をそのまま具材にまぶすように加えます。小麦粉が具材にとろみをつけます。
③

③トマトジュース・トマトケチャップ・ウスターソースをフライパンに入れて、3分煮ます。デミグラスソース風の味わいになります。
④

④隠し味となる醤油を加えて火を止め、最後にバターを入れたら出来上がりです。
〈 ここがポイント! 〉
市販のルーを使わず、フライパンひとつ、簡単で手早くできるところがポイント。薄切り牛肉は野菜と併せて炒め物にすることの多い食材ですが、こうした煮込み料理にも重宝しますね。

〈 講師プロフィール 〉
料理研究家、フードコーディネーター
西本 敦子
島根県ブランド推進課アドバイザーとして市町村の特産品開発に携わり、日本財団「海と日本project」で食育授業を行う。テレビ、ラジオ、新聞等にレシピ提供中。著書「元気が出るえごま料理」(農文協)
				