特 集

複合災害時の避難

■地震等で道路が通れなくなったときはどうする?

●代わりの避難経路を設定し、同時に道路復旧を進めます!

自然災害などにより、決められた避難経路が使えない場合は代わりの経路を設定し、使用できない道路の復旧作業を必要に応じて実動組織(自衛隊等)の支援を受けて実施します。
代わりの経路や通行止めの情報はホームページなどでお知らせします。

島根県避難ルートマップ

令和4年度道路啓開訓練

●空路・海路による避難を実施します!

代わりの経路がないなど、陸路での避難が難しい場合は、自衛隊や海上保安庁等に協力を要請して、ヘリコプターや船による迅速な救急・救助や避難を実施します。

令和5年度空路避難訓練

令和5年度海路避難訓練

複合災害時の屋内退避

■屋内退避ってどうすればいいの?

●外からの空気を取り入れないようにして屋内で過ごしましょう!

放射線は距離をとったり、遮蔽したりすることで被ばくを低く抑えられます。
無用な被ばくをしないために、次のポイントに注意して建物の中に留まる屋内退避を実施します。

万が一の原子力災害の時には、自治体から状況に応じて屋内退避の指示が出ますので、テレビ・ラジオ・インターネット等からの情報に注意してください。

■なんで屋内退避をするの?

●無理な避難による無用な被ばくなどを避けるためです!

放射性物質が放出されたときにあせって避難しようとするとかえって被ばくが増すおそれや、体調が悪化するおそれがあるため、島根原発から5~30km圏内(UPZ)の住民の皆様は、安全が確認できるまで自宅などで屋内退避をしていただきます。

■地震などで自宅に被害があったときにはどうすればいいの?

●耐震性の高い避難所等で屋内退避しましょう!

地震などの自然災害の時には、まずは目の前の自然災害から自分や家族の命を守ることを第一に行動しましょう。

自宅の損壊などで、自宅にいることが危険な場合には、移動の安全を確保したうえで指定避難所へ避難し、万が一、原子力災害が同時または連続して起きた場合には、安全が確保された指定避難所で屋内退避を行います。