コラム
第7回 原子力災害時の避難の際の感染症対策
Q.バス乗車時の感染症対策はどうなってるの?
避難のためのバスに乗車する際は検温などの健康確認を行い、手指消毒の実施やマスクの着用を徹底します。また、健康確認の結果から感染が疑われる避難者については、それ以外の避難者と車両を分けて避難を行います。
なお、車内での密接を回避するため、着座間隔を空けるなどの対応を行うこととしています。
Q.避難所の感染症対策はどうなってるの?
避難所での密集・密接を回避するため、避難者同士の間隔が十分に確保できるよう受付や避難所内でのレイアウトに留意することとしています。
また、避難所内での感染症対策は、自然災害での対応と共通する部分が多いことから、自然災害における避難先自治体の感染症対策に準じて対応することとしています。
例えば、できるだけ間隔を確保できる広い場所や風通しの良い場所に受付を設置することや、受付で健康点検を実施し、避難者の避難所到着時の健康状態を把握することとしています。